投稿日:2025/12/2
今回は、私がArchLinuxで遭遇した、「ログイン画面(SDDM)のテーマがログイン前後で異なる問題」を解決していきます。
他のLinuxでも応用できると思われますので、ぜひご参照ください。
OSインストール後のログイン画面はこんな感じでした。
しかし、ログイン後、ロックをすると表示されるのは、見慣れたKDEテーマのロック画面です。
どうせなら、美しいKDEテーマに統一したいと思いませんか!?
KDEシステム設定のグローバルテーマ > ログイン画面(SDDM) から、Breezeテーマを選択し、適用。
見つからない場合はsddm-kcmパッケージをインストールしてください。
しかし、状況は全く変わりませんでした。
ArchWiki
によると、
設定を変更するときは
/etc/sddm.conf.d/に設定ファイルを作成してください。
とあります。
実際に見てみると、/etc/sddm.conf.d/kde_settings.confには、先ほど適用した設定が保存されていました。
なのに、設定は適用されていません。
/etc/sddm.confを直接編集(これで成功)
一つ上位のフォルダーにsddm.confがあります。これを直接変更してみます。
保存し、再起動すると、breezeテーマが!
記事を書くにあたり再現してみたところ、/etc/sddm.conf.d/内に新規ファイルを作成し、同じ内容を記述することでも解決が見られました。
しかし、作成したファイルを削除しても、もうテーマがbreezeから変わることはなかったため、因果関係がしっかりとつかめませんでした。